不眠症とは|眠れない夜が知らせる心と体のSOSサイン

眠れない女性
  • 眠りたいのに眠れない
  • 夜中に何度も目が覚めてしまう
  • 朝方にやっと眠くなる
  • 眠っても疲れがとれた気がしない・・・

そんな悩みを抱えていませんか。本当は自分が甘いだけなのか。それとも不眠症などの病気になっているのか。眠れない原因がわからないのは、とても辛いですよね。いっそ「不眠症」と診断されれば、救われる気持ちもあるかもしれません。

この記事では、あなたが不眠症になっているかどうか確認するための2つのチェックポイントと、不眠症とは何か、なぜ人は眠れなくなるのか、ということをお伝えします。

不眠症は、あなたの心と体の状態を知らせる大切なサイン。そのサインに気づくことができれば、この先あなたがどうすればいいのかが見えてきます。もう一度心地よい睡眠を取り戻し、仕事も家事も充実した日々を過ごしましょう。

不眠症かどうか確認できる2つのチェックポイント

不眠症と、ただ眠れないことは違うのでしょうか。日本睡眠学会が提示している「不眠症の定義」を確認して、じっさいに当てはまるかどうかみていきましょう。下記の2つのチェックポイントがすべて当てはまると、「不眠症」と診断されます。あなたにも心あたりはありませんか。

チェック1

下記の中から、1つ以上の症状が「週2回以上」あり、それが「1ヵ月間」持続している。

  • なかなか眠れずに、2時間以上起きている状態がつづく(入眠障害)
  • 夜中に2回以上目が覚めてしまう(中途覚醒)
  • 朝は通常よりも2時間以上早く目がさめてしまう(早朝覚醒)
  • 朝起きたときにぐっすり眠った感じがしない(熟眠障害)

チェック2

チェック1の症状が原因で、下記のような不調があらわれ、社会生活または職業的機能が妨げられている。 

  • 日中の疲労感
  • やる気の低下
  • 集中力の低下
  • 食欲の低下

不眠症と混合されやすい「睡眠障害」

先ほどご紹介した「不眠症のチェックポイント」に加えて、「特殊な症状」がある場合は、不眠症ではなく「睡眠障害」の場合があります。

睡眠障害には特徴的な症状があり、すぐに判断できるので、確認をしてみましょう。

それぞれ当てはまる症状がある場合は、病院へ行くと正確な検査をすることができます。インターネットで、「睡眠クリニック+住んでいる地域」 という組み合わせで検索すれば最寄りの専門病院が見つかります。

睡眠時無呼吸症候群

  • 特徴的な症状:10秒以上呼吸が止まってしまうことが、1時間に5回以上ある

睡眠時無呼吸症候群とは、その名の通り、睡眠時に無呼吸状態になる症状です。睡眠時に何度も呼吸が止まってしまうことで、睡眠の質が悪くなり、次第に体に不調が現れはじめます。

睡眠時遊行症(すいみんじゆうこうしょう)

  • 特徴的な症状:眠っている間に無意識のうちに行動してしまう

睡眠時遊行症の人は、眠っているときに、無意識の状態で起きて、歩いたり様々な行動をします。そして、自分でベッドまで戻り、再び眠りはじめます。当人はその間の出来事をまったく記憶していません。眠ってから1〜3時間の時に発生しやすい事が分かっています。

夜驚症(やきょうしょう)

  • 特徴的な症状:眠っているときに、叫び声を上げたり、怖がった表情をみせる

夜驚症とは、睡眠中に突然起き出して、叫び声をあげたり、怖がった表情をみせます。数分〜十数分の間、この症状が続きます。夢とは異なり、目覚めた時に本人はそのことを覚えていません。

レム睡眠行動障害

  • 特徴的な症状:夢で見たことと同じ行動をとってしまう。

通常であれば夢で見たことを行動に起こすことはありませんが、何らかの原因で筋緊の緊張がとけてしまい、夢で見たことをそのまま行動に移してしまいます。この症状も、当の本人は覚えていません。

ナルコレプシー

  • 特徴的な症状:(本人に自覚のある)金縛り・幻覚・幻聴

通常であれば、ノンレム睡眠(脳の休息の時間)の後に、レム睡眠(体の休息)がきます。しかし、ナルコレピシーは、入眠直後にレム睡眠(体の休息)が発生してしまい、金縛り・幻覚・幻聴の症状があらわれます。この症状は、本人にも自覚があります。

不眠症になりやすい人の2つの共通点

なぜ人は不眠症になってしまうのでしょうか。じつは、睡眠障害とは違い、不眠症は原因不明の特殊な病気ではありません。不眠症はあなた自身が作り出している症状なのです。

ここでは不眠症の人たちに共通する2つのことをご紹介しますが、さらに詳しい原因については、下記の記事で詳しくご紹介しているので合わせて読むことをお勧めします。

不眠症の原因|心地よい眠りを取り戻すための7つの確認

1:生きがいを喪失すると人は眠れなくなる

lake and woman

生きがいを喪失すると不眠症になる、という意見もあります。

日中の生きがいの喪失が不眠の原因になっていることがあります。精神的に問題があるわけではないのですが、日中、元気なく過ごし、夜が来たからあまり眠くなくても義務的にベッドに入り、結局、ぐっすり眠れないので翌日も元気が出ない、ということの繰り返しです。(『眠りの悩み相談室』粂和彦著)

確かに、遠足や運動会で充実した日の夜は、なんの努力をすることもなく熟睡することができます。その一方、日中に元気が出るような活動をしないと、夜眠ることはできません。

実際に、「日中にエネルギーを発散すれば自然と熟睡できる」ということは多くの人が理解しているでしょう。つまり、睡眠の問題の多くは「夜の問題」ではなく「昼の問題」ということです。

あなたの毎日は充実していますか?

2:学生やビジネスマンに多い生活リズムによる睡眠時間のズレ

Startup Stock Photo

そして、もう一つ。睡眠時間のズレも不眠症の原因です。例えば、「遅寝遅起き」や、反対に「早寝早起き」しかできなくなっている場合です。

これは、生きがいの喪失とは関係なく、学生の頃のテスト勉強による夜更かしや、仕事の勤務形態の影響など、毎日のスケジュールによって体内時計が乱れたりズレてしまうことで起こります。睡眠時間のズレには2つのタイプがあり、遅寝遅起きになってしまう「睡眠相後退症候群」と、早寝早起きになってしまう「睡眠相前進症候群」があります。

遅寝遅起きの場合は、「夜何時に眠ったとしても、朝は早く起きる」というスケジュールを2日間続けると、少しずつ体内時計が戻りやすくなります。

 

不眠症は自分自身で改善できる

ところで、不眠症の中には、病院へ行かないと改善できないものもあるのでしょうか。

そんなことはありません。あなたが睡眠障害ではなく不眠症の場合は、あなた自身でも改善できるはずです。なぜなら、先ほどの項でお伝えしたように、不眠症はあなた自身が作り出している症状だからです。

夜眠るためには、充実した日々を過ごして「眠気」の貯金をすること。貯金が多い人ほど、夜に熟睡することができます。病院に行っても「眠気」を借りることはできません。その貯金をするのはあなた自身にしかできないのです。

睡眠薬による不眠症に要注意

病院に行くと、眠気貯金の代わりに、「睡眠薬」が処方され、飲み始めは救世主のように感じるかもしれません。けれども、「睡眠薬による眠り」は酒に酔って眠る時と似ていて、眠りが浅く、熟睡することはできません。

さらに、睡眠薬で眠れたとしても、もともとの不眠症の原因が解決されていなければ、いつまでも睡眠薬を飲み続けることになります。睡眠薬には高い依存性も指摘されていて、次第に「睡眠薬がなければ眠れない」といった、睡眠薬による不眠症を引き起こす可能性もあります。

 

 

 

日中に「眠気」を貯金しよう

理想の睡眠時間に熟睡するには、昼間に「眠気」の貯金をしてみませんか。

例えば、朝早くから活動を始め、頭も体も動かして積極的に働き、家に帰ってからもテキパキ家事をして、家族と笑顔あふれる食卓で食事をする。これは貯金が多くたまる例です。

一方、気だるい気持ちで起床し、「早く終われ」と思いながらやりたくない仕事をこなし、家に帰ったらテレビを見ながらご飯を口に運ぶ。これは貯金が貯まりにくい例です。

人は心と体のエネルギーを使い切った時、何も悩むことなくぐっすりと熟睡することができます。不眠症になったときは、「夜の過ごし方」ではなく「昼間の過ごし方」を見直すことで、少しずつ睡眠が変わっていくかもしれません。

下記の記事では、睡眠の質を高めるための具体的な方法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

生まれ変わったようなスッキリ感!睡眠の質を高める6つのコツ

まとめ:睡眠は「原因」ではなく「結果」

睡眠は、基本的に体が必要としている分だけ体が勝手に作り出すもの。「眠らないとダメだから眠ろう」と強く思うことは、かえって寝つきを悪くして眠りの質を悪くします。

睡眠は「原因」ではなく「結果」。眠れない時に見直すのは、睡眠ではなく、その結果を作り出している日中のあなた自身ではないでしょうか。

あなたの毎日は充実していますか?頭だけでなく、体も気持ち良くエネルギーを発散できていますか?

今までのあなたを振り返り、毎日を充実させることができた時、心地よい眠りを取り戻せるはずです。そのためをにも、まずはあなた自身の毎日の見直してみませんか。

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