足の痛みを解消する自分に合った靴の選び方3つの手順

「歩くとすぐに足が痛くなる 」「足の痛みが一向に良くならない」もし、あなたがそんな状態だとしたら、あなたの今履いている靴が原因になっているかもしれません。

実は、自分に合った靴を履いていないことが、足の痛みや体全身の痛みを引き起こしている可能性があるのです。

ですから、この記事では自分に合った靴の選び方を紹介していきます。今まで靴を選ぶときは、見た目やなんとなくの履きやすさで選んでいたとしたら、今一度、自分の靴を見直して見ると、体の痛みの解消に繋がるかもしれません。

これからも痛みなく健康に過ごしていくためにも自分に合った靴選びの参考にしてください。

1、なぜ、自分に合った靴を選ぶと足の痛みは良くなるのか?

靴と足の痛みというは、関係がないようで密接に関係しています。それは、私たち人間は二足歩行で生活をする動物だからです。

私たちの足の裏には、ゆっくり歩くときでも体重の1.2倍の重さがかかると言われています。例えば、体重が40kgの女性で一歩ごとに48kgの重さが足にかかります。

人間は1日に平均約7500歩ほど歩いているといわれていますので単純計算でも“1日360トン”の重さが足にかかっていることになります。(米国足病医協会の調べを参照)

これだけの衝撃が足の裏にかかっていれば、痛みが出るのは、当然のように感じるかもしれませんが、本来人間の足の裏は、この衝撃にも耐えることができる設計になっています。

それが、足のアーチ機能です。このように私たちの足裏には3つのアーチがあり、このアーチ機能が保たれていれば、いくら体重がかかっても足の裏が痛くなるようなことはありません。

しかし、履いている靴によってはこのアーチ機能を失いやすくさせます。アーチ機能が失われると地面からの衝撃が足裏の筋肉や膝、腰などに直接かかるようになり、足の痛み・体の痛みに繋がっていきます。

ほぼ裸足のような状態で生活をしている先住民の人たちには足の裏の痛みや体の痛みはほとんどないそうです。それは、裸足の状態が最もこのアーチ機能を保つことができるからです。

ですから、本来であれば靴がなくても人間の体は問題なく生きていけるようにできています。自然界の動物も靴を履く動物はいません。

とは言っても、現代の生活で靴を履かずに生活をすることはできませんので、できるだけ、足の機能を失わないような靴を選ぶことが大切なのです。そして、そのような靴を履いて生活することが体にかかっている負担を減らしていくので、痛みの解消に繋がっていきます。

2、足の機能を失わせる靴とは

あなたは現在このような靴をはいていませんか?

この6つに当てはまる数が多い場合は特に、靴が体の痛みの原因になっているかもしれません。

今あなたが履いている靴は大丈夫かどうかチェックしましょう。

  1. 歩くたびに、かかとが脱げてしまうサイズの大きい靴やかかとがない靴
  2. クッション性のある靴
  3. かかとが分厚く、必要以上に高さがある靴
  4. ハイヒール
  5. 中敷の土踏まず部分にふくらみがある靴
  6. 足先の幅が狭い靴

いかがでしたでしょうか?もし当てはまる靴を履いているなら見直していきましょう。

次になぜ、これらの靴は足の本来の機能を失わせてしまうのか?を説明していきます。

1:かかとが脱げやすい靴は足を緊張させる

スニーカー
かかとがない靴やかかとが脱げやすい靴だと、靴が脱げないように無意識に足に力を入れます。特に足の指に力が入るのですが、人間の体は、足の指に力が入ると全身が緊張するようになっています。

試しに立っている状態で思いっきり足指をぎゅーっと握ってみてください。脛やふくらはぎ、続けていると太ももなどまで筋肉が硬くなり、疲労してくることがわかると思います。この状態が長く続くと体の痛みに繋がってしまいます。

それとは反対に、かかとがしっかりと包み込まれている靴は脱げる心配がないので、足指に余計な力が入らずにリラックスすることができます。

2:クッション性の良い靴は、かえって疲れやすい

O脚靴
「疲れにくいように」「衝撃を緩和して怪我をしないように」そのような理由でクッション性のいい靴を選んでいる方もいらっしゃると思います。

しかし、クッション性のある靴ほど疲れがたまりやすく、ケガをしやすくなるのです

たとえば、砂浜の上を歩いている時を思い出してみてください。地面が柔らかいことでバランスをとりづらく、すぐに疲れてしまったのを覚えていませんか?

このようにクッション性がありすぎると、かえって体はバランスをとるために力が入ってしまい、疲れやすくなります。また、靴が衝撃を吸収するので先ほど説明したアーチ機能は退化していき結果的に足の機能も落ちてしまいます。ですから、ソールは、できるだけ薄いものが理想的です。

3:かかとが分厚く、必要以上に高さがある靴は歩く姿勢を崩しやすい

ランニング
かかとに必要以上に厚みがある靴も注意が必要です。かかとが厚すぎると坂道を下るような姿勢になり、体の重心が後ろにずれることで、立つ・歩く時の姿勢が崩れやすくなります。そのような歩き方で歩き続けると体の痛みの原因になります。

4:ハイヒールのつま先にかかる圧力は約1t

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女性の方は、ハイヒールを履かれる方も多いと思いますが、ハイヒールはつま先重心になります。そのハイヒールのつま先にかかる圧力は、なんと約1tと言われています。1tは、だいたい軽自動車の重さと同じぐらいです。それだけの圧力がつま先にかかっているのですから、足の歪みや痛みも起きやすくなります。

また、つま先重心なので足のアーチ機能は使うことができず、衝撃が筋肉や関節に直接かかっていくことも足に負担になります。
画像:SandyManase)

 5:土踏まずが膨らんでいる靴やインソールは足の機能を低下させる

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土踏まずにふくらみのある靴やアーチを補うようなインソールを入れることも人間本来のアーチ機能を失わせてしまう原因になります。

人間の足のアーチ機能は、衝撃を受けることによって強くなっていきます。しかし、靴やインソールなどでアーチ機能をサポートしてしまうと本来のアーチ機能を使わなくても良くなるため、本来持っている機能が退化していきます。

また、足の裏には、「圧(感覚)受容器」という大切なセンサーがあり、そのセンサーで地面の感覚を捉えていきます。

しかし、インソールやクッション性の高い靴で足を守りすぎるとこのセンサーが鈍くなっていき、感覚が鈍くなった足は些細な違和感に気づくことができなくなり、結果的に怪我をしやすくなります。

6:指先が狭い靴は力が入りにくくなり、足指の歪みに繋がる

足を組んでいる女性
つま先の幅が狭い靴もオススメできません。足の指が狭い幅に制限されている状態で歩いていると足が常に緊張状態になってしまいます。また、指の幅が狭い靴を履き続けると指の形状がその幅に合わせていくので、外反母趾など足の歪みが起きやすくなります。

3、自分にあった靴を選ぶための3つの手順

それでは、自分にあった靴を選ぶためにはどのように選べばいいのでしょうか?次に紹介していきます。

手順1.靴の形状・形を見る

まずは、形状や形を見て靴を選んでいきます。以下の4つのポイントを参考にしながら靴を選んでみましょう。

ポイント1.足が安定するように、かかとにホールド感があるものを選ぶ

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(画像:http://www.bemoloshop.com/bemolo.html

先ほど説明したようにかかとがきちんとホールドされていない靴は、足に余計な緊張を起こしてしまうので、試着の際に、かかとのホールド感を確認しましょう。

履いた時にかかとを包み込んでくれるような靴がオススメです。

 ポイント2.靴底に「適切な傾斜」がある靴

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(画像:http://www.bemoloshop.com/bemolo.html

私たちは歩く時に「かかと」から着地して、「足先」へと体重を移動させています。この体重移動をスムーズにしていくためには、靴底がフラットなものか1〜2cmまでの傾斜の靴がオススメです。

赤いラインをイメージして、かかとの角度をチェックしてください。そして「青いライン」の範囲で、かかとに向かって緩やかな傾斜がついている靴が理想的です。

かかとが高いと急な傾斜になってしまいますので、あくまでも体重移動を阻害しない、フラットなものか1〜2cmまでの傾斜の靴を選びましょう。

また、中敷は土踏まずのところが膨らんでいないフラットな靴を探してみてください。

ポイント3.かかとが厚すぎない靴

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(画像:http://www.bemoloshop.com/bemolo.html

かかとに厚みのある靴は衝撃をかかとで吸収してしまうので、足先への自然な力がかかとでストップしてしまいます。かかとで接地した力をスムーズに足先に逃がせるように、かかとは厚すぎないものを選びましょう。 

ポイント4.安定して歩けるように、靴底の素材は柔らかすぎないものを選ぶ

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(画像:http://www.bemoloshop.com/bemolo.html

靴底の柔らかい靴は、砂浜の上を歩いている時の感覚と同じで、バランスを保つのが難しくなります。地面をしっかりと足裏で感じられるように柔らかすぎない靴底を選びましょう。

ポイントのまとめ

O脚靴1

この4つのポイントを参考に靴を選んで見てください。この条件を満たしていて、私たちがオススメしているのは「ビモロシューズ」です。ビモロシューズについて詳しくは、こちらをご覧ください。

ただ、あくまでもオススメなのでこの靴でなければいけないということはありませんし、ビモロシューズは現在販売されているお店も限られているのでお近くに店舗がない方はなかなか試着できないという方もいらっしゃいます。

ですから、上記のポイントにできるだけ近い靴を選んでみてください。

それでは、次に靴のサイズの選び方を説明していきます。

手順2.靴のサイズを決める

どんなに良い靴を選んでもサイズ選びを間違ってしまうと足に合わない靴になってしまいます。靴を購入する時にインターネットで購入する方もいらっしゃいますが、できるだけ自分の足で履いてサイズもきちんと合わせてから購入することが大切です。

①かかとを合わせる

靴のサイズを選ぶ際には、かかとから合わせます。地面に2、3回かかとをトントンしてかかとを合わせてください。

②つま先の捨て寸を確認

かかとを合わせたら、地面に足をつけてつま先の捨て寸を確認します。


出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/shoe-get/size/sizeinformation.html

捨て寸とは、靴の先端と指先の間の余裕のことです。この捨て寸は約1〜1.5cmが理想的だと言われています。

この捨て寸がないほどぴったりの靴だと指先がリラックスすることができません。ですから、親指から小指まで靴の先端に当たっていないか?圧迫を受けていないか?を確認してみてください。普段、日常生活で履く靴でしたら、捨て寸は、親指半分ぐらいの余裕があると良いと思います。

※ただし、競技用などの激しく動く時の靴は、靴の中で、できるだけ足が動かないようにするのが理想的ですので、捨て寸0.5cmなどできるだけぴったりに近い方が良いです。足は、動くと少しサイズが大きくなるので運動してから試しばきをして、ぴったりぐらいのものを選びましょう。

③実際に歩いてみる

サイズが決まったら、実際に歩いてみて、どこかが圧迫されている違和感がないか?逆に大きすぎる感じはないか?を確かめてみてください。

3、体が教えてくれる自分にあった良い靴のチェック方法

ここまで良い靴のポイントやサイズの選び方を紹介してきました。それでも「候補がたくさんあって選びきれない」という方もいらっしゃると思います。

そこで、いくつかの候補の中から自分に最もあった靴を選ぶための2つのチェック方法を紹介します。

①バンザイチェック

1.普段履いている靴を履いて立った状態から、腕を上げていきます。この時の腕の上がりやすさを覚えておいてください。
2.次に自分の選んだ靴を履いて何歩か歩いた後に腕を上げていきます。良い靴の場合は腕が楽に上がります。

どの靴を履いて立っている時が自分の腕が上がりやすいか?をチェックしてみてください。

②前屈チェック

こちらも同様に普段履いている靴で前屈をした時と、自分の選んでいる候補の靴を履いて前屈をした時では、どちらが前屈がしやすくなるかをチェックしてみてください。良い靴の方が前屈をしやすくなります。

上記の2つのチェックで自分の体が動きやすくなる・柔らかくなる方を選びましょう。その靴があなたにあった靴になります。

4:健康な体作りは土台から

いかがでしたでしょうか?「今まで靴のことなんて、あまり意識したことがなかった。」という方は、ぜひ、この機会に自分の靴を見直してみてください。

靴は毎日履くものであり、足は体の土台です。土台が悪ければ、その土台の上に成り立つものは自然と崩れやすくなったり、壊れやすくなります。健康な体作りを目指すのであれば、まず土台である靴選びから始めてみましょう。

あなたがこの記事を参考にしながら自分に合った靴と出会い、体が少しでも楽になるきっかけになれば嬉しいです。

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