生理痛の原因|毎月心地いい生理を手に入れる為の5つの確認

ベッドの上でゆったり過ごす女性

「生理中は痛いのが当たり前。」そう思っていませんか?

「どうせちょっと努力したくらいじゃ変わらない。」そう諦めていませんか?

けれども、「生理=痛い」は当たり前ではありません。なぜなら、その痛みは改善することができるからです。

そこでこの記事では、生理痛を引き起こす原因になる5つの要素と、その要素を丸ごと解消するための方法をご紹介します。

痛みのない、心地いい生理を手に入ったら、どんな毎日を過ごしたいですか?心地いい生理を目指す第一歩として、まずはその痛みの「原因」を見て行きましょう。

生理痛の原因のほとんどは「冷え」が共通している

腹

生理痛がひどい時に、温かいベッドやお風呂に入ると、痛みが和らぎとても気持ちがいいですよね。

「温めると痛みがとれる」のは、その痛みの原因が「冷え」と大きく関係している証拠

あなたの体はどうでしょうか。手足がいつも冷たい状態なら、あなたの生理痛も「冷え」が関係しているかもしれません。

なぜ「冷える」と「痛い」のか

では、なぜ冷えると痛くなるのでしょうか。

赤ちゃんのベッドになるはずだった「子宮内膜」は、ポカポカと温かい血液の宝庫。けれども妊娠していないことが分かると、一度リセットをするために「子宮内膜」を外へ排出します。

そのときに活躍するのが、プロスタグランジン。プロスタグランジンは、子宮内の血管を広げて「炎症」させて、さらに子宮の筋肉をギュッと「収縮」させることで、子宮内膜を外へと押し出す働きをします。

けれども、冷えて血流が滞った子宮では、うまく子宮内膜を押し出す事ができません。体は経血を絞り出そうとして、「プロスタグランジン」を過剰に出すようになります。すると、血液はより炎症し、子宮はより収縮する。これが生理痛の仕組みです。

実際に、生理痛がある人の経血には、普通より多くの「プロスタグランジン」が含まれていることがわかっています。

頭痛や腰痛…痛みが連鎖するその理由

生理痛のときは、子宮だけでなく「腰」や「頭」にも痛みを感じることがあるかもしれません。

それは、「頭蓋骨」と「骨盤」が、「筋膜(きんまく)」という筋肉を包む膜でつながっているから。体が冷えて、筋肉がギュッと硬くなっていると、骨盤の締め付けはもちろん、「頭」や「腰」の筋肉なども一緒にグイグイと引っ張られてしまいます。そして、筋肉の中にある「神経」を圧迫してしまい、ズキズキと痛みを発するのです。

生理痛の原因になる「冷えた体」をつくる5つの要素

では、あなたの体を冷やしている原因は何でしょうか。何をしても温かくならない「冷えきった体」には、ある5つの原因が考えられます。

あなたにも心当たりがないか確認をしていきましょう。

1:運動不足は「毛細血管」を消滅させる

仕事

「運動しても温かくなるのは一時的でしょ。」と思う人はきっと多いでしょう。

じつは、その通り。2時間運動しても、2時間運動せずじっと机に座っていると、運動の効果が相殺されてしまうという学説があります。1日数十分だけストレッチやヨガ、スポーツジムなどで体を動かしても、温かい体を手に入れることはできません。そうして運動不足になっていると、どんどん毛細血管が減っていき、少し動いただけではその熱はすぐに冷めてしまうのです。

内側からポカポカと発熱する温かい体を作るには、毎日の積み重ねが基本です。

激しいスポーツをしたり、高いお金を払ってジムに行く必要はないので、つねにこまめに動くことです。体の隅々まで血液が行き渡るようになると、全身の毛細血管がさらに枝分かれして増えていき、自ら発熱する温かい体を作ることができます。

さらに驚く事には、有酸素運動によって毛細血管にたくさんの血液がいきわたると、それが刺激となって毛細血管はさらに枝分かれし、新しい毛細血管となって、それまでに到達していなかった末端の筋肉にまで酸素を送るようになります。(栗原 毅著『血液サラサラのすべてがわかる本』)

毎日座りっぱなしで、足腰の毛細血管が減っていませんか?
股関節をずっと折り曲げて、子宮や卵巣が鬱血していませんか?

掃除をしたり、階段を使ったり、どんな簡単な動きでもいいので、毎日こまめに動くことが、温かい体をつくる秘訣です。

2:ストレスはなぜ体を冷やすのか

吐き気

仕事で上司にしかられているとき。恋人とうまくいっていないとき。受験や就職活動で不安になっているとき。家族との居心地がよくないとき。あなたはどんな時に緊張し、どんな時に不安を感じますか?

人は、緊張したり不安になると、視線が落ちて、呼吸が速く浅くなり、体に余計な力が入るようになります。交感神経が過剰に緊張し、体中の血管がギュッと収縮。血液の流れを抑制し、冷やすようになるのです。

本来、生理中は子宮にたっぷりの「血液」が必要。けれども、冷えてその血液が滞っていたらどうでしょうか。子宮内膜をうまく排泄することができません。

お風呂に入ると痛みが和らぐのも、締め付けられていた子宮がフワッとリラックスするから。

家にいるとき、職場にいるとき、恋人といるとき…あなたの中に溜め込んでしまうことはありませんか?

3:「痛み止め」の常用は血流障害を引き起こす

くすり

痛くなる前から痛み止めを飲んでいませんか?意外かもしれませんが、痛み止めの薬には体を冷やす作用があると、安保徹医師は述べています。

「消炎鎮痛剤」は炎症を抑えて痛みをとる。 そのために血流を止めて患部を冷やす。

つまり血流障害を起こす。常用しているひとは、全身が血流障害となる。

だから全身が冷える。「痛みどめを使っているひとは、体がものすごく冷えている。手足やお腹、お尻がまるで氷のように冷たい」。(安保徹著『「薬をやめる」と病気は治る』)

痛み止めは「ここぞ!」という時の救世主でもありますが、それを当たり前のように使っていると、余計に体を冷やし、生理痛の起きやすい体にしてしまう事があります。

ストレスや運動不足を見直して、体の中から発熱する体をつくり、薬さえも必要のない温かい体を目指す事が大切です。

4:「使い捨てナプキン」は「冷えピタ」と同じ

ナプキン

子宮の痛みに合わせて、膣がジンジンと痛む感じはありませんか?

じつは、薬局で買える「使い捨てナプキン」のほとんどは、「冷えピタ」や「保冷剤」とよく似た素材でできています。

吸収性を高め、漏れを防ぐために、水分(経血)をジェルで固めているのです。

冷えピタや保冷剤を触ってみると、常温でも冷たくかんじますよね。それと同じ素材でできている使い捨てナプキンは、あなたの大切な「膣」や「子宮」を冷やしてしまうのです。

それに比べ、布ナプキンは、肌に優しいコットンが膣や子宮を冷えから守ってくれる働きがあります

私自身の経験ですが、とくに「膣の痛み」は使い捨てナプキンを辞めて、布ナプキンに変えた瞬間に改善されました。しかし、外出先で急遽使い捨てナプキンを使用すると、また膣がジンジンと痛くなった事がありました。

あなたももしかしたら、その「使い捨てナプキン」による冷えが痛みの原因になっているかもしれません。

下記の記事では、生理痛とナプキンの関係や、おすすめの布ナプキンについて詳しく説明しています。よければ参考にしてください。

布ナプキンで生理痛が消えた!生理が楽しみになる7つの秘訣

5:食べ過ぎは子宮を「貧血」にする

「食べて精をつける」といった言葉をよく聞きますが、その「1日3食しっかりと食べること」が、体にとってはとても疲れることだと言ったら、驚かれるでしょうか。

たしかに、私達は食べることで栄養素を取り入れ、生きるエネルギーを得ています。その一方で、1日3食を食べて、消化して、吸収するのは、胃腸をはじめとした内臓が働きっぱなしになり、その作業に血液を奪われてしまうのです。

健康を保つには、消化・吸収にかける労力を必要最低限に抑えること、いいかえれば必要最低限だけ食べること。そこで「一日三食」にかける消化・吸収の労力が「必要最低限」かといえば、そんなはずはないと断言できます。「一日三食」は、体に余計な負担を強いて老化を早める、きわめて不健康な習慣にほかならないのです。(内海聡著『1日3食をやめなさい!』)

1日3食お腹いっぱいに食べた上に、お菓子などを暴飲暴食していませんか

「子宮」を温めても生理痛は改善しない

生理痛の緩和のために、カイロや厚着を徹底していませんか?

驚かれるかもしれませんが、体は温めれば温めるほど、冷えてしまうことがあるのです。このことを「ホメオスタシス(恒常性機能)」と言います。急激な変化にも体がついていけるように、体が「現在の状態」を維持しようとする働きがあるのです。

それを無視して、子宮を強制的に温めてしまうと…

温度変化が急激であればあるほど、その反動で、体は元の状態に戻ろうとして、元の体温より下がってしまいます。

「温める」よりも「動く」

では、冷えた体を改善し、温かい体を手にいれるにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、「温める」よりも、「動く」ことです。なぜなら、人間の体温の約80%は、筋肉を動かすことで生み出しているからです。

体を動かすことで、ポカポカと温かい体になり、生理痛のない心地いい毎日を手に入れることができます

また、改善策については、改めて別に記事を作りますので、しばらくお待ちください。

「出産」するほど痛みは緩和する

また、出産をすることで月経の痛みが緩和される事が多いようです。この理由として、妊娠・分娩により体の血管が伸展され、血液の流れが良くなるからだと言われています。

「月経血が排出されやすくなると月経痛が軽くなる」という解釈は現在でも的確である。

(武谷雄二著・『月経のはなし』)

それでも改善できない時…「女性疾患」との見分け方

通常の生理痛の場合は、生理期間以外に痛みを発することはありません。けれども、「排便」のときや、「性交」のときにも痛みを感じる場合は、「子宮内膜症」の可能性があります。 

子宮内膜症の痛みは、下記の症状が目安になります。

  • 生理痛がひどい
  • 年々ひどくなる
  • 生理期間が長引く
  • 月経量が多い
  • 排便時や性交時に引きつるような痛みがある

生活を改善しても、薬を飲んでもなかなか改善できない場合は、産婦人科で一度検査をしてもらいましょう。不安かもしれませんが、その痛みの原因を突き止めることは、あなたの不安な心を緩和することにもつながるはずです。

まとめ:平熱37℃を目指そう

冷えた体を作る5つの習慣

  1. 座りっぱなしの姿勢
  2. 溜め込んだストレス
  3. 「痛み止め」や「常用薬」の常用
  4. 使い捨てナプキンの使用
  5. 食べ過ぎ

生理痛を改善したければ、自ら発熱する「温かい体」を目指す事です。子宮や子宮付近の筋肉がふんわりと和らぎ、痛みから解放されていきます。きっと毎日はより充実していくはずです。

目安は、平熱を37℃にすること。37℃というと、「微熱じゃないの!?」と思うかもしれませんが、少し汗っかきくらいが、一番代謝が高まり、体の働きが良くなる状態だと言われています。

あなたの平熱は何度ですか?体温を測ることを1つの目安として、あなたの生活を見直していきましょう。

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