
鏡を見るたびに白髪が気になり、「どうして私だけ…」と落ち込んではいませんか。食事を意識しようと思っても、ネットでの情報は様々で、何を信じたら良いのか分からずに、悩んでしまうこともありますよね。
白髪の改善をする為の食事として、「ごま」や「海草類」は代表的。けれど、本当の意味での白髪の改善には、「何を食べるか」ということよりも、まずしておかなければいけない「たった一つのこと」があります。
この記事でご紹介する、食事の際の「たった一つのこと」を意識するだけで、白髪のできにくい体へと改善していくことができます。白髪の予防はもちろん、今ある白髪まで黒髪へと改善していきましょう。
「○○ばかり」な食べ方では白髪は改善できない
白髪を改善するために、ある一定の栄養をたくさん取り入れても、白髪を改善する事はできません。
たとえば、「ごま」や「海草類」ばかりを食べていても、とりすぎた栄養は体の外に排泄してしまう仕組みがあるので、ある一定の食材ばかりをたくさん食べていても、あまり効果を発揮する事はありません。本来、栄養はまんべんなく、バランスよく取り入れる事で、体の中で最大の力を発揮する事ができるのです。
では白髪の改善には、どのような食事に気をつけたら良いのでしょうか。それは、「食べ過ぎ」をやめることです。
「食べすぎ」をやめると白髪を改善しやすくなる
食べすぎとは、山盛りのご飯をモリモリと食べる事だけでなく、「1日3食」を食べているだけでも、じつは「食べ過ぎ」に入ります。
ここに、白髪を改善するための、興味深い実験結果があります。2つのサルに対して、(左)食事制限をするサルと、(右)食事制限をしないサルにわけ、これを20年間続けたところ、(左)食事制限をしたサルは毛並みが美しく、肌にもハリがあり、若々しい姿をしていたにもかかわらず、(右)食事制限をしなかったサルは、毛が抜け落ち、皮膚はたるみ、若々しさとはほど遠い姿になったのです。
(出典:http://yakuraibos.exblog.jp/iv/detail/index.asp?s=17660993&i=201204/01/09/e0026609_21312870.jpg)
じつは、「食べて→消化して→吸収する」というプロセスは、目には見えない作業ですが、体にとってはとても「疲れる」ことなのです。あなたが1日3食を食べていれば、つねに胃腸は働きっぱなし。体はどんどん体力を消耗し、疲れ、老化していきます。その結果、白髪ができやすくなっていきます。
白髪を改善するには、1日3食をやめて、食事を必要最低限にひかえる事が大切。内臓の働きすぎを改善する事で、体はどんどん若返り、白髪を改善しやすい体質を作ることができます。
食事で白髪を改善するための2つのPoint
食べすぎをやめて、白髪を改善していく為に、食事の際の2つのポイントをご紹介します。
Point1:まずは朝食抜きから始めよう
本当に栄養のある物を食べていれば、大人は「1日1食」でも十分。その1食分のエネルギーは、しっかりと24時間後まで持続します。けれど、1日3食を食べていた人が、いきなり1日1食にかえる事は負担に感じるかもしれません。そこでオススメなのが、まずは朝食抜きからはじめることです。
朝の時間帯は、「排便」をしたり、「目やに」が出たりするなど、体の中にたまった汚れを、体の外へと捨てる力が高まる時間帯です。この時間に食事を控える事で、体の中をキレイにすることができ、健康を維持しやすくなります。どうしても頭が働かないときは、消化に負担のかからない「果物」をいただくようにしましょう。
まずは2週間続けるだけでも、体が身軽に、元気に、そして若々しくなってきた事を実感できるはずです。
Point2:「食べ物の質」は厳選しよう
1日1〜2食にすると同時に、食べ物の質を厳選する事が大切です。食事の量を減らした上に、栄養のない物を食べていたら、栄養失調で健康を害する事になってしまうからです。
現代の食材の「栽培」や「飼育」に関しては、いい状態とは言えないのが現状。健康を意識しているつもりでも、食材の選び方によっては、健康に害を与え、体を老化させる原因にもなります。
そこでこれから、食材を選ぶ際の「4つの基準」をご紹介します。この基準を参考に、白髪を改善しやすい体内環境にしていきましょう。
基準1:玄米をいただく
お米の中で本当に栄養があるのは、皮の部分。つまり玄米のことです。精米された米は、栄養のほとんどない「残りかす」になってしまっている状態。栄養のあるお米をいただくためにも、玄米を選ぶ事が基本です。
Point
ご飯は玄米を選びましょう。玄米は栄養があるだけでなく、体の中をキレイにするお手伝いをしてくれます。
解毒機関である「肝臓」の力を高める事ができたり、腸の中をキレイにするための食物繊維も豊富で、体の中をスッキリとキレイにする事ことができ、健康的な体へと改善していきます。
基準2:野菜は自然農のものを選ぶ
「日本の野菜は安全」というのは大きな間違い。日本での「農薬」の使用量は世界でトップレベルと言われています。さらに、環境汚染や栽培状態などの影響から、野菜の栄養は昔と比べて半分以下にまで落ちこんでいます。
Point
良い野菜を選ぶときのキーワードは「自然農」。農薬も除草剤もいっさい使わずに、虫や草も共存する環境で作物を育てる農法です。注意すべきなのは、「オーガニック」「有機農法」とうたっていても、無農薬とは限らないということです。言葉のイメージに惑わされずに選ぶ事が大切です。
自然農の野菜は、スーパーではまず購入する事ができません。ネット通販での購入が確実です。
基準3:肉と魚は自然に育てられたもの
お肉や養殖の魚は、重量を増やしたり、病死を防ぐ為に、たくさんの「抗生物質」や「ホルモン剤」を使用しています。その肉や魚を食べれば、あなた自身の健康にも害を与える可能性があります。
Point
【肉】広大な自然の中でのびのびと放牧され、自然に生えている牧草や自然のえさを食べて育った動物を選びます。選ぶのが難しいときは、「グラスフィッド」「平飼い」「自然飼料」といったキーワードで探しましょう。抗生物質やホルモン剤を打たれていない、えさも自然なものを与えられた肉を見つける事ができます。
【魚を始はじめとする海産物】第一に養殖の物をさけること。また、比較的大きい魚ほど有害な物質を溜め込んでいる事があります。イワシやアジなどの小さな魚を選ぶ事が大切です。
基準4:調味料は昔ながらの製法のもの
調味料とは、本来、熟成させたり、醗酵させたりするなど、製造をするまでに時間と手間をかけて作られます。本物の調味料は、体を若々しく、健康にする働きがあります。
けれど、コスト面を考え、いまでは添加物を使用してつくられたニセモノの調味料が多く、「本物」に出会える事があまりありません。健康を気にするのなら、まずは調味料からかえる事が大切です。
Point
調味料を選ぶときは、成分表記をきちんと確認してから購入しましょう。ニセモノの調味料には、下記の原料以外にも、カタカナ表記の原料が入っていることがほとんど。成分表記を見れば、「本物」か「ニセモノ」かの違いが一目瞭然です。
下記のサイトでは、無添加の調味料を購入することができるので、よければ参考にしてください。
『N World shop・無添加調味料の通販サイト 』
まとめ
食事で白髪を改善するための2つのPoint
Point1:まずは朝食抜きから始めよう
Point2:「食べ物の質」は厳選しよう
- 基準1:玄米・古来米をいただく
- 基準2:野菜は自然農のものを選ぶ
- 基準3:肉と魚は自然に育てられたもの
- 基準4:調味料は昔ながらの製法のもの
白髪の改善には、まずは食事のベースを整える事が大切です。体が若々しく健康あれば、白髪もできにくく、美しい肌や魅力的なスタイルを維持する事もできます。「白髪のため」だけでなく、あなた自身の美しさや健康の為にもぜひ実践してみてくださいね。
下記の記事では、食事以外にも白髪を改善するために意識したい8つの事をご紹介しています。食事だけでなく、毎日の生活を整えて、白髪のできにくい体質を作っていきましょう。