
便秘の悪化でおこる吐き気。万が一仕事中に吐いてしまったらと思うと、不安になりますよね。いつもダルさをかかえながらも、仕事や家事をこなして、耐え続けてはいませんか。
ガンコな便秘になっていると、なかなか改善できずに、どうしたらいいのかと不安になると思います。
この記事では、便秘によって吐き気がおこってしまった時の2つの対処法と、これ以上「便」を溜め込まないための、毎日できる7つの習慣をご紹介します。
便秘による吐き気は体からの危険信号。これ以上悪化をしないためにも、この記事で便秘を根本的に改善していきましょう。
便秘による吐き気は体からの危険信号
排便をすることは、体にとってとても大切な行為。理想はバナナ約1本分の便を出すこと。そうすることで、私たちは体内をキレイに保っています。
しかし、便秘が何日も続いていると腸の中が便でつまり、新しく入ってきた食べ物が腸におりていかずに、吐き気を催すようになります。
その危機を脱出し、あなたの体を守る為の働きが『吐く』という行為です。
吐く事で体が楽になろうとしている
体の中が「もうゴミをためておけない!」という緊急状態になったとき、吐く事であなたの体をラクにしようとします。
「便秘だし、吐き気もひどいし最悪だ」と思う気持ちもあるかもしれませんが、「吐き気」はあなたの体を守るための、最良の対策でもあるのです。
だからといってこのままにしておくのは辛いので、まずは吐き気の対策をした上で、便秘を根本的に改善していきましょう。
便秘で吐き気が起きた時の2つの対策
まずは便秘によるつらい吐き気を改善するための、2つの対策をご紹介します。
対策1、吐きたいときには我慢をしない
「吐くのなんて絶対にいや!」そんな風に思うかもしれません。もしくは、職場や学校にいて、今は安心して吐ける環境ではないのかもしれません。
しかし、便秘による吐き気は、「これ以上体の中にため込むのは危険だよ!」と体が教えてくれている警告。「下からも出ないけど、上から出すのも嫌!」というのは、体にとってどれほどん負担がかかるでしょうか。
もちろん、吐き気が軽い場合は、無理して吐く必要はありませんが、吐きたい気持ちを無理やりガマンしているのなら、まずは何よりも「吐く」という事が優先事項です。
対策2、便が出るまでは食事を控える
そして、便秘による吐き気がある時は、「出ないときは食べない」に徹してみましょう。医学博士である石原結實氏は著書の『出すと病気は必ず治る』で、食べ物を吸収させない状態、つまり食事をしないことで、排せつを促進することができると述べています。
後術するが、「吸収は排せつを阻害する」という生物学上の鉄則がある。逆もまた真で、「吸収させない=食べないことは、排せつを促進する」のである。
便が出るまでは、こまめに水分補給をしたり、消化に負担のかからない「果物」をいただくようにしましょう。
今すぐ便秘を改善するための3つの手順
上記の2つの対策ができたら、次は実際に便秘を改善していきましょう。
その方法は、下記の3つの手順で行います。
- 夜ご飯ではオリーブオイルを豊富にとる
- 眠る前にたっぷりのお湯につかる
- 翌朝は食物繊維の豊富なリンゴを食べる
詳しくは、下記の記事でご説明していますので、参考にしてください。
まとめ:吐き気は体からの最終サイン
便秘の時におきる吐き気は、体からの最終サイン。もう限界…というときに起こります。そのサインを「嫌なもの」としないで、これをきっかけに体と向き合ってみましょう。
どうか無理をしないで。あなたの体が元気になることを願っています。